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  • 執筆者の写真Mika Igisu

ドラマチック症候群



20代の頃の自分を振り返ると

あえて自分から問題に飛び込み

ヒロイン役をがっつり演じるからのように

ドラマチックに生きてたな~と思います。

恋愛、キャリア、人間関係

全てにおいて

ジェットコースターのようなアップダウンがあって

冷静になればそんなアップダウンする必要もないのに

あえて問題の中に飛び込んで

溺れたり苦しんだりするを選択していました。

もちろん、その時に私にとってはそんなこと

1㎜も考えてもないし、あえて意識的にそうしようと選択したわけではなかったけれど。

最近映画やドラマをに観ていて思います。

映画やドラマのストーリーの中には

かならずドキドキ、ワクワクな出来事があって

そこからハッピーになって

そしてそのあと転落するかのように悲しい出来事があって

悲しみを怒りに変えて奮闘して

またシアワセを掴む!

そして

ハッピリーエバーアフター・・・♡

鉄板のような流れを

色んな角度から映画やドラマは作られています。

無意識のうちに、私たちはこんな物語を

子供の頃から

映画やドラマだけじゃなく

実生活でも見て感じてそれが当たり前で正しいかのように

刷り込まれているんだなーと

客観的に見ていると思うのです。

まだ起こってもいないことに恐れを抱き

起こるであろうと仮定して

心配し、苦しみ

それを回避するための行動をする。

そうすると、確実に自分が望む現実は

そこには表れない。

その代わりに、恐れが中心になって

起こってほしくないと思っていることが

確実に起こっていく

る引き寄せの法則が叶っちゃうというパターン。

私の最大のドラマチックな出来事は

2度目のアメリカ生活で

急に職を失い

住む家を失い

車社会のアメリカで車を失ったときでした。

今思うと、

そんな大変な時期に

2か月もただで家に住まわせてもらえて

食事も食べれて

スズメの涙の貯蓄とは言え

使えるお金がまだ手元にあって

私を気遣い、励ましサポートしてくれる

愛する友達や、アメリカンファミリーが私のそばにいて

異国の地で、恵まれすぎというくらい

恵まれていたなと思います。

でもドラマチックに生きていた私の思考回路は

ただで住まわせてもらうことも

自分の家じゃないから「惨めだ」と思い

食事をさせてもらっても

「自分のお金で食事ができないなんて惨め」だと思い

大切な人たちからの愛と善意を

その時の私は

「惨めな私に同情をしてもらっている」

って受け取る思考回路で

だから私は一発逆転を見せて

全部自分でできるようにならなくちゃ!!!!!

と自分を奮い立たせていました。

人に甘えることも頼ることも

同情集めのように思っていたのですよね。

そんなこと全然ないのに。

ドラマチックに一発逆転!

仕事も恋も人間関係もハッピー!!!!

ってなれるようにひたすら努力をしました。

望まない現実を引き寄せないように

先回りして全てをコントロールする(しているつもりなだけ)

そして

がっかりしたり悲しまないように

ダメだった時の想定もして用意周到にする。

そして望まないことがおこると

「ほらね、人生そんな簡単じゃないのよ。」

と自分を正当化する。

そして

正当化する自分をなぐさめ

もっと頑張れと鞭を打つ…

魂(=潜在意識)からの声なんて聞いていられなかったし

もうこの頃はそんな声がことがあることすらわからなかった。

そして、魂の声を無視して

自分に鞭を打ち続けた結果

不正出血が止まらず倒れました。

貧血で立ち上がれず

食欲もなく

何を口にしても味がしない。

異国の地で病院に運ばれ

ここで生きていくにはこんな弱い私じゃダメだ

もっと頑張らなきゃ

人に迷惑なんてかけてる場合じゃない…

そうまだ残る力を振り絞って

自分にを鞭を打つ。

医師に言われました。

「どうしてここまで自分を追い込むほど頑張るんだい?

君は自分が大切じゃないのか?

君の友達は僕に必死に君を助けてとお願いしてきてくれたよ。

彼女にとって君はとても大切な存在な人なのだなと僕は感じたよ。

君は自分のこと、大切ではないのかい?」

今でも一度しか会っていないそのドクターの顔と言葉を覚えています。

映画やドラマはドラマチックなほど面白い。

ドラマチックなほど引き込まれて

苦難の後の幸福感がものすごく素晴らしく感じる。

でももう私たちの人生にはそんなドラマチックはいらない。

苦労しなければ手に入らない

頑張らないと幸せにはなれない

これはもう今の時代

今の流れには逆行しているようなもの。

努力したをすること

一生懸命何かに取り組むことを否定しているのではなく

心に魂に従った行動は

他人から見れば血の滲むようなすごい努力をしているように見えるかもしれないけれど

本人にとっては苦しく努力をしている

辛いけど一生懸命やっている

訳じゃなく

一つひとつに幸せや楽しみやワクワクを感じているから

努力している感覚はその瞬間にはない。

頭で考えて、過去の経験や持ってる知識の中だけで勝手に想定した未来より

自分の感覚、自分の魂の声の元に

どうなるかはわからないけど

100%自分が納得したことに行動を起こした方が

ちっぽけな想定を遥かに超える未来がみれる。

ドラマチックに生きるのも選択。

ハッピーに楽しみながら生きるのも選択。

どちらも経験した今の私は

今にワクワクし

今を味わい

今を楽しむ

その選択がシアワセだと感じます。

あなたはどうでしょう?

どんな選択を日々していますか?

Life is fun, simple and COLORFUL!!!!


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