top of page
  • 執筆者の写真Mika Igisu

大丈夫の裏側



大丈夫

意識してみると、「大丈夫」という言葉

日々の中でよく使っていることに気づきます。

大丈夫の使い方を間違えると、本来味わうべき感情や想いに蓋をして鍵をかけてしまうことにつながる・・・と私は思っています。

本当は大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまうことってありませんか?

本当はこうしてほしい

本当は私はこう感じていてつらい

本当は私はこうしたい

本当は私は悲しい

本当は私は・・・

そんな自分の感じている欲求をぐっとこらえることがあります。

それは状況がそうした方がいい場合もあれば

素直に自分が表現できない場合もあるし

いろんな背景があると思います。

その瞬間、「大丈夫」と感じている欲求を横に置いたとしても

ちゃんとそこにもどって味わうことができればいいですが

横に置いていたものを、いつしか蓋をして鍵をかけて忘れてしまうということをしがち。

でも、潜在意識は覚えています。

本来感じるべき感情を押し殺し、自分を無視したと。

顕在意識的には、大したことないと思いがちですが

奥深くではとても傷ついていることがあります。

実は今週、私にとってショックなことが起こりました。

その出来事が起きたとき、ショックな反面やるべきことが次々と出てきたことで

「一つひとつを冷静にそれに対処していく」

というとても大人な対応をしていた私がいます。

でも、ホッと一息つけたとき、ふとチカラが抜けて

その次の瞬間涙が流れてきました。

自分でもびっくり。

「不安で、怖くて、誰かに寄りかかりたい」

そう感じたのに、大人な私がそれを感じる暇を与えず

大丈夫!私が何とかする!と淡々と進めていたんだなと思った瞬間でした。

ごめんね、ちゃんとあとでこの不安も恐怖も味わうからね。

もうちょっと頑張らせてねと自分に伝えて、全てをやり終えました。

夜、久しぶりに泣きました。

ひたすら泣いて、自分と対話。

こうやって、自分の心の動きを客観的捉え、向き合い感じることが当たり前になってきたけれど、それができなかった時は、カラダからSOSのサインがドンドン出てくるまで気づけないことがほとんど。

暗闇にいる感じもするけど、「大丈夫」と言い聞かせ

他人が救いの手をさしのべようとしてくれるも、「大丈夫」と言って手をはらい

苦しくなるけど「大丈夫」と言い聞かせてまたひたすら頑張る。

味わう余裕なんて全くなかった。

大丈夫という言葉を使うとき

ホントは自分が何を感じているのかに敏感になってほしいなと思うのです。

大丈夫の裏側にある自分の心を知ってみてほしいなと思うのです。

Life is simple, fun and COLORFUL.

#カラフルライフデザイン #潜在意識

0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page